W還ライフスケッチ 54

通りすがりで笑える町、大阪

やっぱり大阪がええなあと思える瞬間があります。

それは町を歩いているときや電車の中で聞こえてくる声で笑えるとき。

 

生野のコリアンタウンにある履物店の店頭

店を切り盛りされている70代も後半と思われるお店の方(女性)がお客さんに

「こういう簡単な片付け仕事は、年寄りに残しといたらなあかんねん。

朝起きてきて、チョチョッといらいやんねん、それがいきがいやねん」

思わず「上には上がっ」って独り言で突っ込んでいました。

 

鶴橋の商店街の路上

ベビーカーに座っているこどもに愛想するおばちゃん

「今、起きたんか?眠い眠いなあ」

お母さん

「ちゃうねん、この子こんな顔やねん」

残念ながら、商店街で、乗ってはいけない自転車に乗っていたんで、Uターンして

お子様の顔を見る勇気はありませんでした。まあだいたい想像は付きますが・・。

 

東京出張から帰ってきた夜遅い環状線の車内

おっさんの大声が聞こえてきます。

「コラッ ドモんな(ピーッ)! 人に禿げ言う時に、ハッハッハッ言うな!」

大阪に帰ってきたなって実感させていただきました。