W還ライフスケッチ 174

「信号守ってくださいね

 

5時です。車も人の気配もありません。

小さな信号です。

なのに信号の向こう50mにおじさんのおまわりさんが居て、まあ明るく「信号守ってくださいね〰」と語尾上げ。

一瞬、最近よく見る変なおじさん、往ってしまった方かと思ってしまいましたが、おまわりさんでした。

職務に忠実(?)なおまわりさんに敬意を表して、微笑み返しをしておきましたが、なんかちゃうんちゃうのとの

思いはぬぐえませんでした。

 

で50m走ったら、今度は上本町の交差点で若い女性のおまわりさん

「今日はこのあたりで自転車の検問をやっているんで、防犯登録確認させてください」「急ぐねんけど」「すぐですから」

こんな時間に自転車で一生懸命走っている市民を止めるか?とムカッときましたが、最近人間が体と共に丸くなっているので、またまた作り笑いで「早くしてね」トランシーバーの向こうで「若林・・」「じゃあね」と立ち去り掛けたら「こんな時間に」と不審尋問がはじまりそうな気配。「ごめん、また」と訳のわからない応答で走り去らさせてもらいましたが、まあ朝っぱらから、私には希薄な遵法精神を注入されてしまいました。

 

でも今後とも、右見て、左見て車がいなかったら、手は上げないで渡ります。

(こんなことを言うだけで捕まるような時代が、120年生きても、来ないことを願います)

W還は、還暦を元気に2周する人生の枠組み。

W還ライフスケッチは、2周目の60年、

その折々の思いのメモ書きです。

筆者:若林義博

赤5才

50歳まで現役を

目指しています。

連絡先:wakabayashi@eggplanning.co.jp