W還ライフスケッチ 213 まりひとつ 投げ上げ 空の青さ知る |
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百均のゴムボール遊び
小学校の頃の遊び道具だった白いゴムボール。 あの頃は「やわらかまり」って言ってましたが、最近、♪右ぃのポォッケにゃ夢ぇがあるぅ、左のポッケにゃやぁわらっかボールゥ♪って感じで、常時携帯しています。
以前、松ぼっくりを投げ上げてキャッチする楽しさを書いて、ボールより松ぼっくりと言ってましたが、やはり白くて丸くて弾むボールには、ならではの楽しさがあります。
朝陽の当たる公園で、投げ上げたボールが、地球の公転の説明模型のように 陽の当たる部分は白く、影の部分はくっきりと黒く落ちてくる様子は、地球に生を受けている喜びを感じさせてくれます。
壁があれば、ぶつけて壁キャッチボール(壁は選んでます。住んではれへんやろなとか、ビルの倉庫部分みたいやから大丈夫やなっとか、まあ大人としての配慮はしてるつもりです)
立派な石造りのビルやなぁと思って、何気に投げたらボンッて軽い音がして、張りぼてかいなってびっくりしたりして、検査士の気分も味わえます。
住宅街などで、当てる壁がない時は、上に投げるしかできないんですが、 上に投げ上げてキャッチするだけで、結構ふだん使わない筋肉や神経を使うんで、これはW還ライフには格好のリハビリと思えています。 例えば、背後に投げミスったボールを、キャッチするために、体を反転して追いかけるといったアクションが、最初は、あれぇ、やっぱり俺って歳ぃって感じですが、まあやってるうちにだんだんスムーズになってきて、まだまだいけるやんって気分になれます。
早朝、遊んでいると、ヤマトの兄ちゃんが、車中から、何やってはりまんねんって言いたそうな笑顔を向けてくれます。 通りすがりの自転車の兄ちゃんが、ナイスキャッチと声を掛けてくれたりして、やわらかまり遊びもなかなかいいもんです。おすすめです。
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